前に日記に書いてたホワイトカラー・エグゼンプションが形を変えて復活です。

舛添要一厚生労働相は11日の閣議後記者会見で、一部事務職を割増賃金の支払い対象から外す「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション制度（WE）」について、「名前を『家庭だんらん法』にしろと言ってある」と言い換えを指示したことを明らかにした。その上で、「残業代が出なければ、早く帰る動機付けになる」と評価、働き方の改革の一環として取り組む考えを示した。

引用： 「家庭だんらん法」に言い換え指示＝「残業代ゼロ法」で舛添厚労相

いや、呼び方が変わっただけで中身は変わってなさそうですが…。
「残業代が出なければ、早く帰る動機付けになる」という考え方がまったく理解できない。今だってサービス残業から逃れることが出来ない人もいるのに、家族だんらん法が成立しても何も変わらないのではないだろうか。というか過労死が個人責任に転嫁される可能性があるだけ家族だんらん法がたちが悪いと思う。
「家族だんらん法」なんて、国民に「なんか良さそうな法じゃない？」と思わせておいて「あれ？会社から残業代が出なくなったよ」ってなったら、すげぇ詐欺くさい。
そのまま「残業代ゼロ法」でいいじゃない。

そしてウィキペディアのホワイトカラーエグゼンプションの項目。編集早いね、もう桝添さんのコメントが追加されてる。

そういえば別のブログで「逆に残業代10倍支払えば」というコメントがあった。なるほど、そしたら企業も社員を残業させずに帰らせようとするし、たとえ残業してもその分給料に反映されて、休みが取れた暁には残業代でちょっと贅沢な家族旅行にいけるじゃないか。こっちの方が家族だんらん法だな…。

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