朝、いつものように出勤して、いつもの駅で降りて、改札を出て右に曲がって会社に向かう。前に女の人が歩いてたんだけど、急に右のほうに寄って歩き出した。あるスピードは俺のほうが速かったので「お、追越しやすくなった」って思ってそのまま歩いていくと目の前に黒い点々が。

…蜂だ。しかも結構いる。

と、気付いたときには周りが蜂だらけ。しかしここは下手に暴れると蜂を刺激することになるので紳士なフリをしてそのまま通過。俺、超クール。
蜂のもう少しでテリトリーを抜ける頃、一匹の蜂が俺の顔に着地。

「くぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ…！？」

とりあえずはたいた。一度はたいたんで、もう顔についてない筈なのに何度もはたいた。あぁ、それくらいテンパったさ。俺、超バットクール。

それにしてもあの蜂の集団はなんだっんだろう？巣でも作ってたのかな。ちなみに帰りも同じ場所通ったんだけど、蜂っ子一人いませんでしたとさ。

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