yahooのニュースでこんな記事が。

携帯電話大手「ソフトバンク」（東京都港区）グループの通信３社が、１０年春の採用に応募している大学生らに、携帯電話の契約獲得実績を採用の可否の判断基準にする方針を伝えていたことが分かった。内定すら出していない就職希望者に賃金を払わないまま「営業活動」を求めていると受け取られかねない異例の選考方法で、厚生労働省は労働基準法に抵触する可能性もあると見て事実関係を調査している。

＜ソフトバンク＞携帯契約、就活学生に「営業」　厚労省調査

と、言う事だそうで、就職活動の学生にも携帯の普及に一役買ってもらおうという事みたいですね。
で、最後のこの一文。

これに対し、ソフトバンク広報室は「必要な営業力をアピールしてもらうためのもの。多く契約が取れたからといって、すぐに採用するというものではなく、問題はないと思う」と話している。

契約とっても受からない場合もあるとか。
ソフトバンク受かりたくて必死こいて、友達をソフトバンクに引き入れた挙句、「不採用でした。てへ。」とかしゃれにならない気がする。お金にかかわる問題だし。
あと、ソフトバンク側の欠点が見当たらない。学生は採用されたくて契約持ってくるし、それに対するソフトバンク側の(新規契約を獲得するための純粋な)営業費ってかからないわけでしょ。
なんか納得いかない。

…と、欠点がないとは思ったが、そんなことはないかな。記事になって企業倫理が問われてしまってるし。
それに多分、常識的な人はこんなエゲツナイ戦略している会社は敬遠しそうな気がするな。そして新たな非常識的な人の入社により別のエゲツナイ戦略が生まれるのであった。
…悪循環だな。。。