熊本にいる母方のばーちゃんの容態がよくないらしい。先週はいよいよ駄目かと連絡があったんだけど、それから持ち直して今も生きている。
そして昨日、誕生日を迎えた。確か93歳だったかな。ただ、次の誕生日まではもう無理だろうというのが身近な人たちの感想だった。俺は遠くにいるので実感があまり沸かない。
最後に会ったは今年の正月。少し痴呆が始まったと言ってたが、俺の名前も覚えてたし、会話もできた。多少弱っている感じはしたけど、心配するほどではなかった。
俺のばーちゃんのイメージはそこで止まってた。
今は会話もほとんどできないらしい。自分の誕生日が来たことも理解しているかどうかわからないとか。
もう俺の知ってるばーちゃん像とは全然違う。まさかこの2~3ヶ月でこんなに容態が変わるとは思ってなかった。
ばーちゃんはこのまま何もなくなってから死んでいくのだろうか。今まで生きた人生は本当に色々な出来事があったはず。それを今、少しずつ手放してしまっているのかもしれない。そう思うとどうしようもなく悲しくなる。
作成日:2010/03/24 03:16:08