えーっと、あらかじめ一言。今回は仕事絡みでちょっとマニアックな話題になるかもです。
一緒に仕事している別会社の人にWebサーバであるapacheの設定ファイル(httpd.conf)を消されました＿|￣|○…正確に言うと/usr/local/apache以下をすぱっと亡き者にされました＿|￣|○＿|￣|○＿|￣|○
これに気付いたのが金曜日の夜の7時くらい。しかもその張本人はすでに帰宅しているという。さのばびっち！幸い、設定が消される前の状態でapacheは動作してて、問題は表にでていないけど、何かのタイミングで再起動とかかかった瞬間にサービスダウンは確定。
どうやら消した原因はサーバにPHPを入れる際、apacheも入れなおす必要があって、その入れなおしの過程で前のapache関連のファイルを軒並み消したっぽい。サーバにコンパイル環境がないため、「別マシンでコンパイル→tarで固めて持ってくる→展開してインストール」というセルフコンパイル方式をとっているので、確かに既存のファイル上書きの危険が常にあった。
けど、apache再インストール後の確認もまともにやってない状態で「作業終わりました」って報告よくできたなぁ…。確認してみるとなんか/var/home/apache/usr/local/apacheとかいう不思議なところにインストールされて/usr/local/apacheにシンボリックリンクされてるし、8080ポートで立ち上がってるし(←まぁこのおかげですでに動いていたapacheと衝突せずに済んだんだけど)、変なごみファイルっぽいのも入ってるし…というかそもそも前に俺が作った手順書通りにすらもやれてないし…かなり想定外。
すでに帰宅している彼に速攻電話して問い詰めるが、「すみません。」で終了(会社に戻したところで何かできるってわけでもないので)。
仕方ないので一人でapacheの設定ファイルの復旧開始。ゼロから書き直そうかとも思ったけど、どんな設定だったか覚えてるはずもなく無理だから、ハードディスクの中身を散策することに。ファイルは削除してもハードディスクから完全に消えるわけでないし、別のデータで上書きされない限りは生きてるので、それにかけてみた。
まずddコマンドで/usr/local以下のディスクイメージをファイルに落とす。

dd if=/dev/dsk/デバイス of=/export/home/hoge/dd_dump.img

結構時間がかかるのでその間に夕飯を食べる。
ddコマンドが終わったらdd_dump.imgの中身を探索、apacheの設定ファイルがあるっぽい部分を探しまくる。するとバラバラにはなっていたものの、apacheの設定ファイルを発見。残念ながら一部はすでに別のデータで上書きされてなくなっていたけど、この程度だったら脳内補完で対応できた。
で、結局終わる頃には終電間際。というか乗り遅れました。はい。
一緒に仕事してる別会社の人…だいぶ仕事に慣れてきたと思ったんだけどまだまだだった…。
あと、俺もバックアップを取ってなかったのがまずかったです。いや、とってはいたんだけど、全部/usr/local/apache/confの下に入れてたので、そのバックアップもすぱっと消されてた。泣ける。
やっと9月中にバックアップサーバ納品される予定だったのに…せめてそのバックアップサーバが稼動始めてからトラぶっていたら、もっと楽に対応できたんだけどね。

にしても疲れた一日でした…。

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